村人の連帯が強固で一見平和な村に見える雛見沢村。毎年6月に行われる夏祭り「綿流し」の日に、一人が死に、一人が消える怪奇な事件が起きた。それからこの怪奇事件は毎年起きるようになり、村では雛見沢村に祀られる神・オヤシロ様の祟りとして畏れられていた。そして、昭和58年、雛見沢村へ都会から青年、前原圭一が引っ越してくる。新たな学校や友人と楽しい学校生活を送っていた圭一だが、過去に村で起きた陰惨な未解決事件の噂を耳にした事から日常は綻び始める。事件が始まって5回目の「綿流し」の日を迎え、人か祟りか偶然か、またしても事件は起き、圭一の日常も「見えない何か」に」に浸食され始めるのだった…。