建設会社に勤める万年係長の左江内(堤真一)は、ある日、謎の老人(笹野高史)からスーパーヒーローになれるという“スーパースーツ”を無理やり押し付けられる。だがそのスーツは、事件を察知すると仕事中でも左江内を出動させる上に、スーツを着ている時の出来事は人々の記憶に残らないという特性を持っていた。 いくら頑張っても“鬼嫁”の円子(小泉今日子)ら家族や周囲から見直されることはないという理不尽に耐えながら、気が優しい左江内は、町の平和を守るために奔走していく。