元カリスマホステスである相田蝶子(藤原紀香)は、警察官である夫の六郎(葛山信吾)の転勤にともない再び東京へ戻ってきた。夫のためにも警察の官舎ではなるべく目立たぬように生活している。その甲斐あって、蝶子が元銀座ホステスであることは全く知られずにいた。 東京新宿歌舞伎町の路地裏で1人の男性の刺殺死体が発見された。被害者は殺害現場のすぐ近くにあるホストクラブの売れっ子ナンバー1ホスト・伸也(大橋てつじ)。早速、六郎ら警視庁花戸山署の捜査員たちが捜査を開始する。 一方、官舎内で、1つのトラブルが発生した。官舎に住む主婦・金子早苗(安田美香)が、歌舞伎町のホストに夢中になり、借金を重ね、家庭崩壊の寸前にまで迫っているのだという。官舎主婦連のメンバーたちは相手のホストに直談判するため、警察官の妻たちということを隠してホストクラブに乗り込んだ。もちろん蝶子も付き合...