私立欅学園三年C組の教室。生徒たちが登校した途端、担任教師の徳山大五郎の死体を見つけて誰もが右往左往している。「まだ生きてるかも?」「人工呼吸とかすれば…」そのうちに背中にナイフが刺さっているのを見つけ、死んでいることを悟る。こうなったらどこかに隠さなきゃ…。やばい、時間がない。「あそこなら入るんじゃない??」一人の女生徒が指さした先は、なんと教室のある場所。「意外と見つからないかも!」「入るかな?」「手足とか切っちゃえば?」かくも無責任で、残酷な、女子高生たち。そうして教室に先生の死体があることを、バレないように必死に隠しながら過ごす奇妙な学校生活が始まる。学園の教師や、担任教師の妻、不倫相手、刑事、記者…毎回誰かが教室を訪れ、死体に気付かれるかもしれないピンチが続く。果たして隠し通すことはできるのか!?そして、誰が先生を殺したのか!?